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サイボウズ

ビジネスマーケティング本部 プロダクトマネージャー 池田 陽介氏

2015年7月20日付 第2850号

「使い方はユーザーに側に委ねられる。そこから機能も広がる」と話す池田陽介マネージャー
情報共有で組織成果向上 大企業向けグループウエア提供
 
 企業活動ではホワイトボードに外出先を記入したり、会議室を確保したりということがよくある。スケジュール管理は手帳を愛用する、というビジネスパーソンも少なくない。その「慣習」を積極的にIT化することで、組織の生産性を高めようと開発されたのがサイボウズの大企業向けグループウエア「Garoon」(ガルーン)だ。池田陽介プロダクトマネージャーは「遠距離も含め情報を共有することで、組織の成果が上向く」と話す。金融機関でも業界、規模を問わずに採用が広がっているという。1000人以上の企業を主な利用者対象と想定しており、国内3400社、177万人の導入実績を持つ。
 
―グループウエアの導入が進んでいる。
 
 業種を問わずスケジュール管理は必要不可欠。「ガルーン」は個人やチームの予定を共有する機能を搭載している。会議の出欠確認、会議室確保など、従来なら電話のやり取りに時間を割いていた業務が非常に簡素化される。モバイル端末からもアクセスできる。直行直帰が多い営業社員、PCを使うことが少ない現場担当者、海外出張者との情報共有を可能にして物理的な壁を取り除いている。また、全社、部署など色々な切り口でポータルページが作れる。ガルーンのポータルに社長が社員に向けたメッセージを載せる、総務からの全社通達を出すといった使い方も多い。これによって首都圏と地方の情報格差も埋まるだろう。

―主なターゲットは。
 
 1000人以上の社員を抱える企業を念頭に、日々機能性を高めている。大企業は全国や海外に拠点があり、エリアごとの事業目標なども持つためチームプレーを重視するからだ。ある意味、使い方はユーザー側に委ねられており企業からのニーズに応えることで機能も広がると考えている。導入、運用も大手メーカーや経験豊富なシステムインテグレーターなどから手厚いサポートを受けられる。金融機関にも実際に使ってもらうことで知見を蓄積し、全体を包括したサービス向上につなげたい。
・・・続きは紙面に掲載
 
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