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【190】 2017年8月28日付 バンクビジネス最新事情(10)

新しいバンクビジネスの拠点。マンハッタンの中心スペースを提供する
NYのコーヒーショップ銀行店 Capital One Café(上)
 
 デジタルバンクが抱える共通の経営課題に、来店客数の減少対策に悩む店舗のあり方がある。最近の各種調査で「デジタル世代は、モバイルバンキングやスマホで通常取引のほとんどを済ませているが、この若者たちに『銀行支店に相談に行く』と回答する人が、他の世代より多い」と報告されている。
 大手米銀で、常にデジタルバンクの先頭を走るキャピタル・ワン銀行(8米州に800店舗を展開)は、この世代の要望に応えるため、コーヒーショップと金融機関との「ハイブリッド型店舗カフェ〝Capital One Café〟」を5都市に展開している。
 8月初め、ニューヨーク・マンハッタンのユニオンスクエアにあるカ
フェ店舗を取材してみた。店舗は若者たちが多く集まる場所に他の銀行を圧倒するかのように目立つ。コーヒーショップ自体が若者に人気のピーツ・コーヒーであり、それだけでも目を引くのだが―。
・・・続きは紙面に掲載

【189】 2017年8月21日付 フィンテック最新事情(61)

「友達から安全に割り勘分を送ってきた」とある
P2Pペイメントの戦い フィンテックと銀行業界
 
 フィンテックと銀行業界とのP2Pペイメントを巡る戦いが、6月から本格的に始まっている。フィンテックのV e n m o(ベンモ)は、個人間のペイメントサービスで先行しており、若者の心をとらえ、この分野でマーケットをほぼ独占してきた。その動きに対抗すべく、銀行側は、自行内ならほぼ同様のサービスを提供できたが、Venmoのようにどの銀行を相手にしても電子メールアドレスや携帯電話番号だけで送金できるとはいかなかった。
 本稿では、すでに「若者が絶大な支持 小口決済のVenmo」(151号:2016年9月)であり、「銀行は再び支持を取り戻す」(172号:17年3月)と紹介している。30行を超える米銀大手でようやく協力が実現し、銀行業界共通のサービスとしてVenmoに対抗するZelle(ゼルまたはゼリ)を開発。このうちの9行では6月からこのサービスを開始した。
 筆者は8月初め、ニューヨークのマンハッタンとロスアンゼルスのショッピング街のサンタモニカで、数行の店舗を訪問、実際にZelleのサービス実態を取材した。
・・・続きは紙面に掲載
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