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2018年9月17日

2018年9月17日付 第2993号

1面

〝中央の組織再編〟実現へ 経営執行体制を一本化
  信組業界
 
 信用組合業界は「業界の中央組織のあるべき姿の検討」をしてきたが「業界中央組織の経営・執行体制の一体的運営」の議論が最終局面を迎えている。地域別に開催する「しんくみ経営戦略会議」は5日の東京地区から始まり、意見交換では異論はでなかった。翌日の北海道は地震のため中止になったが、19日から関東・甲信・新潟地区を皮切りに10月4日の東海地区まで6地区で再開する。今後、各地区での意見を踏まえ、最終案を決定し、業界指導力の強化を狙う。

2面(総合)

白根壽晴会長
生命寿命と資産寿命 「金融機関との連携を強化」
 日本FP協会
 
 日本ファイナンシャル・プランナーズ(FP)協会の白根壽晴会長が6日、メディア向けに「人生100年時代」の家計と資産形成について話した。生命寿命の前に財産寿命が尽きる、といった事態に陥らないためにリタイア後を見据えた資金計画が必要であること、「長期・分散・積立」での資産形成のために金融リテラシーが重要であることも指摘した「実は米国でもフルコースでライフプラン相談をする人は4%に過ぎないあとは部分的な相談」と生活者がファイナンシャル・プランニングにアクセスしやすいようにすることも協会の大きな役割と認識している。

3面(総合)

スルガ銀行の営業店。消費者金融子会社も併設する
ビジネスモデルに不透明感 スルガ銀
 事業性軽視のつけか 米国流金融をアレンジ
 
 スルガ銀行の将来が見えなくなっている。契約書類の改ざんなどシェアハウス融資問題を調査していた第三者委員会(委員長・中村直人弁護士)は7日、調査報告書を公表。シェアハウス向け融資を含む資産形成ローンの多くで審査書類の改ざんや偽造が行われ、100人近くの社員が程度の差はあるが関与していた事実が明らかになった。その高収益体質を生む原動力となっていた投資用不動産関連ローンが不正行為のうえに成り立っていた事実は重い。ビジネスモデルの転換は急務だが、少なくともこの20年、ニッチ分野に特化してきただけに先行きには不透明感が漂う。
 
 〈報告書ポイント〉
  貸し出し 投資用不動産に過度の依存
  シェアハウス融資 3年で1000億円増 

4面(大手行・証券・保険)

リテールに収益基盤 ローソン銀
 クレジットはニコスと 地域銀との連携強化
 
 コンビニ大手のローソンは10月にローソン銀行を開業する。入出金を柱とするATM事業を柱とする一方、クレジットカードの発行にも乗り出し、先行するセブン銀行に比べてよりリテールに収益基盤を置く姿勢を開業当初から打ち出す。地域金融機関との連携を強めるとともに、新たな施策を武器に、ATMの代替ニーズを取り込む。

5面(ノンバンク・ICT)

ポイント運用に「株式コース」 クレディセゾン
 カルビー、日清、ホンダが賛同 
  投資初心者、体験身近に
 
 クレディセゾンは4日、永久不滅ポイントを活用したポイント運用サービスに株式コースを追加した。ポイント運用サービスは長期資産形成の風土醸成に向け、まずはクレジットカードの利用などで貯めたポイントが増減する仕組みで投資初心者の心理的ハードルを下げようという試み。今回は実在する企業の株価を反映、交換できるルートをつくった。消費者になじみがあるカルビー、日清食品ホールディングス、本田技研工業が賛同。株価連動型ポイントサービスで特許をもつSTOCKPOINT(東京・千代田)のシステムが連動する。

6面(地域銀)

鳥取銀が店舗再整備計画
 来年1月までに 全体の1割を事実上撤退
  日南町が反発、公金預け替え
 
 【大阪】鳥取銀行は11月から、全店舗の約1割に当たる6店舗を統廃合する。店舗内店舗方式で母店や僚店内に店を移転するため口座は残るものの現在地からは引き揚げる。経営効率化と人員再配置による営業強化が狙い。ただ一部の自治体では実質的な撤退に反発している。利ざや縮小に悩む地域金融機関は店舗網を維持できなくなっており、地元との摩擦を起こしかねない。

7面(信金・信組)

大学生ビジコンは事業化目前 滋賀中央信金
 B2Bマッチングフェア 2300人が来場
 
 【大阪】滋賀中央信用金庫(滋賀県近江八幡市)は6、7日にわたり取引先企業を招いたビジネスマッチングフェアを開いた。過去最高の54社・団体が参加し、2日間で約2300人が足を運んだ。
 「商売繁盛創設所」と題したマッチングは8回目。商売のパートーを探したり、ビジネスのヒントを得ることで売り上げを後押しし、地域活性化につなげる。高山信金など県内外の取引先も招待した。ものづくりを中心に各ブースでは自社製品を猛アピールした。

8面(文化)

「地域の課題解決にしっかり取り組んでいきたい」と話す、三浦茂樹常務取締役
【Runner】 岩手銀行
 人手不足に先進的取り組み 地域活性化へ一役
 八万平市の企業へ国内外から人材集まる
 
 金融機関にとって地域の課題解決は永遠の使命だ。経営者層から中間管理職、専門的知識を持った働き手など—。ほしいタイプは違っても、人材不足を嘆くのはどの企業も同じだ。岩手銀行は、グループ会社のいわぎん事業創造キャピタルと八幡平市、人材紹介のプラットホーム事業に取り組む「グルーヴス」(東京・港)とともに、地域の人材確保に関する課題解決に向けて協同で取り組んでいる。まずは、IターンやUターンなどによる転職者による人口増などではなく、副業人材を確保し、関係人口を増やしていきながら地域を活性化したい考えだ。
株式会社 金融経済新聞社
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