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2022年9月5日

2022年9月5日 第3165号

1面

 気候関連リスクの影響分析 金融庁・日銀
  大手銀や損保と協力 国際的なデータが必要 
 
 
 
 金融庁と日本銀行は8月26日、地球温暖化など気候関連リスクが金融機関に与える影響を試験的に分析し、まとめた。3メガバンクグループと大手3損保と連携して初めて実施。共通シナリオを用いて調査し、データや分析の妥当性、今後の改善などに向けた課題把握が目的だ。将来見通しに関してはデータ不足やリスクモデルが異なるためバラつきが生まれるといった課題が判明し、今後はこれらを検討しさらなる高度化に取り組む。
 

2面

クラフトビール続々 よい仕事おこしNW

  協働の輪 広がりの証 多種多様な素材に挑戦

  全国の信用金庫組織よい仕事おこしネットワーク(NW)が各地の名産品とコラボしたクラフトビールが続々誕生している。NWに加盟する大鵬(東京・大田)が醸造を一手に引き受け、「どんな素材でも美味しいビールになる」と評判を呼ぶ。「ぜひ、わが地域の名産品でも」とオファーが絶えない状況だ。


3面

信金中金
 NTT東西と中小企業DX推進 信金中金
  10月に法人ポータル 対面営業の強み生かす昨日も


 信金中央金庫が全国の中小企業のデジタルトランスメ―ション(DX)でNTT東日本、西日本とA全面的に連携する全国の信用金庫を通じて、中小企業の業務効率化を支援するウェブポータルサービスの提供に乗り出す。現時点で存在する先行サービスをほぼ網羅する一方で、信金の強みである対面営業の良さを生かせる仕掛けを用意しているのが特色。信金や中小企業の人材育成にも取り組み、地域社会へのDXの浸透を全国規模で展開する。

4面

八丈島のサステナ DXを加速 みずほ銀
 産業振興や移住促進つなげる 金融の枠組み超えて
 
 みずほ銀行とみずほリサーチ&テクノロジーズは8月30日、東京都八丈町と「サステナビリティ及びDX推進に関する包括連携協定」を締結した。八丈島の魅力を生かしつつ、持続可能な地域社会を作り上げる。従来の金融の枠組みを超えた動きだが、メガバンクグループとしての強みを発揮し、自社だけでなくさまざまな企業を巻き込みながら目的を達成していく。
 

5面

サービス拡充 営業DXへ Sansan
 顧客接点、使えるデータ強化 足元は保険業界活発
 
 Sansanの金融業界での導入実績が着実に増えた。コロナ禍で正確な顧客接点管理や「使える」データ分析の必要性が高まったことが背景。クラウド型名刺管理ツールが原点だが、「営業DX」としてサービスを拡充、新機能も柱に加わる。足もとではオンラインでの営業活動が定着した保険業界での活用が目立つ。
 
 

6面

 営業DX推進 野村総研と実証 山口FG
  AI使い企業の課題解決 営業力底上げ
 
 山口フィナンシャルグループ(FG)は8月26日、野村総合研究所とAIを利用した営業DX推進の実証実験を始めると発表した。渉外担当者が集めた膨大なデータをAIで分析、事業者の悩みに応える最適な解決策を導き出す。


 

7面

伝統工芸対象に支援事業 京都中央信金
 専門家が新商品開発し何 若手も参加、地域商社と連携 

 

 

8面(文化)

【Runner】 東栄信金
 創業塾に注力
  成長するきっかけに 仲間との絆を重視

 
 
 
株式会社 金融経済新聞社
(キンケイ)
〒104-0045
東京都中央区築地7-12-14
TEL.03-6264-0881

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・小冊子の発行

 
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