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キンケイ最新号ダイジェスト

2024年12月2日 第3263号

1面

コストカット型経済からの脱却を 政府
 高付加価値創出型へ 補正予算、昨年度上回る規模に
 
 政府与党は11月22日に「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」を決定した。能登半島地震からの復旧、復興などを含めた事業規模は39兆円程度、補正予算の一般会計追加額は約14兆と昨年度を上回る規模になる。長年続いたコストカット型経済からの脱却が目標だ。
 

2面

災害時の帰宅困難者支援 東京都
 損保初で三井住友海上と 東西の代理店組織も


東京都は三井住友海上、同社代理店組織のアドバンスクラブと「災害時における帰宅困難者支援に関する協定」を締結した。11月12日付。都はこれまで9都県市のコンビニエンスストア事業者などと手を組んでいるが損保とは初めて。
 

3面

最適なスタイル指南 オフィスカジュアル
 AOKIは法人向けコンサル 金融機関の引き合いじわり  
 
オフィスカジュアルが金融界にも広がっている。メガバンクをはじめ大手から広がり、今では多くの地域金融機関が採用に踏み切っている。ドレスコードなどを策定するところがある一方で、常識の範囲内で行職員の自主性に委ねているところもある。第一印象はビジネスを左
右するもある。好印象を与えるオフィスカジュアルの着こなしとは何か。企業からの増える相談にコンサルティングを提供している紳士服大
手に取材した。

4面

 基礎利益 大幅増 主要生保決算
利息や配当金収入受け 予定利率引き上げも

主要生命保険会社の2024年4~9月期(中間期)決算が11月25日までに出そろった。本業のもうけを示す基礎利益は、利息や配当金収入の増加などを受けて、全グループで前年同期を大きく上回った。売上高に当たる保険料収入を巡っては増減が割れる格好となり、各社の今後の動向に注目が集まる。



5面


  静岡銀DXを支援 ジール
 営業活動、効率的に 計数情報を可視化


アバントグループでDX推進事業を展開するジール(東京・品川)は静岡銀行が営業トランスフォーメーションで計数情報の可視化と管理業務の効率化・高度化に向け採用したMotionBoard(モーションボード)構築や追加機能開発を支援。このほど導入事例を公開した。

6面

脱炭素で独自連携 豊和銀
サービス料を環境基金に 省エネ設備導入しやすく


豊和銀行は11月25日、NEXYZ.Group(ネクシーズグループ、東京・渋谷)の子会社ネクシーズ、コープおおいた(大分市)と脱炭素実現に向けて手を携えた。地域経済活性化、環境保全活動を推進する。豊和銀とコープおおいたの取引先企業にネクシーズの省エネ設備導入を支援する「ネクシーズZERO」を提案し、成約金額の一部をコープおおいたの「環境基金」に拠出することで、環境活動や助成事業に役立てる。




7面


中間決算 地銀並み100億円超え 京都中央信金
 貸出金ボリュームが功を奏す 通期も好調か

 
京都中央信用金庫(京都市)は11月27日、中間仮決算を発表した。事業性融資を軸に貸出金が増えたため資金利益を伸ばし、半期の最終利益は100億円の大台を突破した。関西エリアの地銀にひけをとらない水準だ。通期も過去最高益を目指す。

8面(文化)

【Runner】 名古屋丸の内フェス
 広域でつなげる「SDGsの輪」
東京海上日動・十六FGは協賛企画 「農福連携」物産展など人気


中部圏9県の産官学民が連携してSDGs達成に向けた取り組みを支援する団体「中部圏SDGs広域プラットフォ―ム」主催の「中部圏SDGsフェスティバル2024」が11月に開幕した。協賛イベント「SDGsフェスティバルin名古屋丸の内」も同月22日に開かれた。大通りを挟んで建つ東京海上日動と十六フィナンシャルグループ(FG)の名古屋ビルでは石川復興や岐阜県の事業者が取り組む「農福連携」による物産展などが催され、にぎわいをみせた。


株式会社 金融経済新聞社
(キンケイ)
〒104-0045
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TEL.03-6264-0881

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・小冊子の発行

 
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