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2024年9月9日

2024年9月9日 第3252号

1面

24事務年度「金融行政方針」 金融庁
質の高い機能確保へ 不祥事踏まえ管理態勢強化



金融庁は8月30日、2025年度税制改正要望を発表。資産所得倍増プランと資産運用立国の実現に向けて企業年金・個人年金制度の見直しに伴う税制上の措置、金融所得課税の一体化を求めるなどした。

2面(総合)

CFOの役割は進化 アクセンチュア
「金庫番」から「改革の要」へ 事業横断的立ち位置を



 
アクセンチュアは8月21日、最高財務責任者(CFO)の役割の変化について、財務リーダー対象の調査をもとに解説し日本のCFOへの提言を行った。ビジネスコンサルティング本部の山路篤マネジング・ディレクターは「金庫番型CFOから全社変革プロジェクトのオーナーへと進化しつつある」という。


3面(総合)

「窓口キャッシュレス」展開加速 千葉銀
下期からプロモーション強化
 

 
千葉銀行は一部を除く国内の営業拠点でキャッシュレス決済の取り扱いを加速させる。現在は試行期間と位置づけ、本格展開に備えて体制を整備している。準備が整う下期以降、プロモーションを強化することで利用を呼び込み、決済額を積み上げる。

4面(大手行・証券・保険)


日本市場の強さ発揮は使命 アセットマネジメントOne・杉原規之社長
旗艦ファンド年内に立ち上げ 金融教育も注力


先日発表された金融行政方針では資産運用立国実現に向けて施策を着実に進めることなどが明記された。実現のためには資産運用会社を中心とする金融機関の奮闘に期待がかかる。アセットマネジメントOneの杉原規之社長に話を聞いた。

5面(ノンバンク・ICT)

「カード会員新規獲得」テーマに Repro・セゾン
オンラインセミナーで 同業者の関心高く
 
  

 Repro(リプロ、東京・渋谷)が定期的に開くオンラインセミナーに8月28日、クレディセゾンが招かれ「新規カード会員増への取り組み」をテーマに生配信を行った。国内カード会社や電子決済事業者のマーケティング関係者など50人が視聴、事後のアンケート回答者も多く満足度が高いものとなった。


6面(地域金融)

知財マッチング促進 あいちFG
 大手専門機関らと組む 経産局の採択事業も活用


あいちフィナンシャルグループ(FG)の愛知銀行と中京銀行は取引先をはじめとした地域企業に対し、開放特許の紹介による新製品開発などを専門機関ら組み後押しする。中小企業の新規事業の創出やビジネスチャンスの拡大に向け、160万件の半数が休眠状態とされる特許活用の橋渡し役を担う。愛知銀は中部経済産業局から今年度の「中小企業知的財産支援事業」の補助事業者として6月に採択され、知財マッチング推進に本腰を入れる整備を図っていた。


7面(信金・信組)

広がる婚活サービス 信金業界
 帯広信金は成婚50組 ライバルはアプリ、岐路に?

  


8面(文化)

【Runner】富国生命
 「モルック」が絆を深める
全国でじわり浸透


フィンランド発祥の新スポーツ「モルック」の2024年世界大会が8月23~25日に北海道函館市で開かれた。アジア初での日本開催には3348人と過去最高の人が参加。サンリオとともにトップパートナーを務めた富国生命業務部の石川満副部長は「フィンランドの人々が引くほどのにぎわいでした」と笑う。お盆明けにも関わらず市内ホテルも満室になり経済的効果ももたらした。実はこのモルック、じわりと人気が広がっており富国生命が信用金庫をはじめ地域のパートナーとの絆を深めることに一役買っている。



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