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株式会社 金融経済新聞社
(キンケイ)
〒104-0045
東京都中央区築地7-12-14
TEL.03-6264-0881

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・「金融経済新聞」(週刊)の発行
・小冊子の発行
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キンケイ最新号ダイジェスト

 

2017年3月20日付 第2926号

2017年3月20日付 第2926号
 
1面
定着する「新現役」コンサル 信金から地銀、信組へ広がる
 金融仲介の〝交流会〟 ニーズは海外展開や販売力
 
 高度な技術を持ったまま定年を迎えた大企業の人材を、信用金庫などが地域の地場企業に経営指導人材としてあっせんする「新現役交流事業」が着実に軌道に乗ってきた。 昨年は27金融機関がそれぞれ「人材が必要な企業」と「働きたい人材」のマッチングの機会となる「交流会」を開き、1465人の参加者から255人の指導員契約につなげた。今年の新現役交流会の日程は別表の通り。昨年に比べ常陽銀行、東京東信用金庫、桐生信用金庫と東京都信用組合協会が新たに加わった。金融機関の信用をバックに「紹介機能」を発揮、新規貸し出しの獲得にもつながる効果を見込む。
 
居住支援全国サミット 国交省
 
家賃保証は「1カ月」
 
 国土交通省は1月に開かれた「居住支援全国サミット」の資料をこのほど公表、そのなかで「低所得高齢者等住まい・生活支援モデル事業」を別表の通りとりまとめ、生活保護者も含めた低所得者層の生活環境の底上げが今後の消費を支えるために課題だとする。自民党は7日、14日と住宅土地・土地政策調査会(会長=金子一義衆院議員)を開き京都市から「総合的な空き家対策」を聴取、中古住宅や空き家対策の検討に入った。
   
2面(総合)
朝日生命契約医務部審議役の後藤謙治氏㊨とキャノンMJ金融営業本部の大野浩輝氏
朝日生命 × キャノンMJ
「医務査定」を効率化 契約成立時間2割削減
 
 これまでシステム化できていなかった非定型帳票の電子化やデータ化が急務だ。朝日生命とキャノンマーケティングジャパン(東京・港、キャノンMJ)が手を結び、業界で初めて保険契約時の医務査定を効率化するシステムを構築した。朝日生命は来年1月に営業職員全員にタブレット端末を配布するなど顧客サービスを高める。
 
【KEYパーソンに聞く】
 フィデッサ本社 シニアレギュラトリーアドバイザー クリスチャン・ヴォイト 氏
  MⅰFIDⅡ「日本の金融機関に影響も」
   新アンバンドリング、高い関心
 
 2018年から導入される第2次金融商品市場指令「MⅰFIDⅡ」に精通する、英フィデッサ本社のクリスチャン・ヴォイト氏が2月28日に都内で開催された日本国際金融システムフォーラム(主催・JTBコミュニケーションデザイン)のため初来日した。「MⅰFIDⅡは膨大で100以上の法令文書から成る。詳細では課題も残るが日本の金融機関への影響も想定される」という。
   
3面(地域総合)
「職域サポート」拡充
 
 信用金庫で「職域サポート」関連サービスの拡充が広がる。姫路信金は専用サイトで、従業金向けローンを伸長。沼津信金は優待加盟店を紹介する専用アプリを開発した。金利以外のサービスで差別化を狙う。
 
【姫路信金】 職域サポートサイト 個人融資 3カ月で申込400件超
  従業員との接触はスマホで 人目気にせず市場活性化
 
 姫路信用金庫(兵庫県姫路市)が企業の従業員向けローンで業績を伸ばしている。昨年末に導入した「職域サポートサイト」が弾みになっている。職域開拓に力を入れる信用金庫が増えているが、セキュリティー上の制約から企業内への立ち入りが制限されるケースは少なくない。優良市場と認識していても活性化できないのが悩み。姫路信金はホームページ上に専用サイトを開き、スマホやパソコンからの接触を促す。(大阪)
 
【沼津信金】 優待店マップ第2弾
 
 沼津信用金庫(静岡県沼津市)は、職域契約を結ぶ取引先向けのサービス拡充に取り組んでいる。ななつぼし会員が優待を受けられる加盟店(ファミリー店)の情報をまとめた「ななつぼしガイドMAP」の第2弾を発刊、3月下旬に配布を始めた。
 ななつぼしとは、沼津信金と職域サポート契約を結ぶ事業所の従業員向けサービス。ファミリー店での優待も含む。
 
 
姫路信金の職域専用サイトのログイン後のデモ画面
 
ななつぼしのアプリ画面を手にする業務部の三井友見係長
   
愛媛銀に「日本動物大賞」
「犬のいる銀行」 愛護の取り組み評価
 
 【大阪】愛媛銀行が公益財団法人日本動物愛護協会から「日本動物大賞」を受賞した。殺処分を免れた犬を飼ったり、動物の絵画コンクールを開くなど動物愛護の取り組みが評価された。
 愛媛県の犬・猫の殺処分件数は全国でワースト上位。そこで同行は10年ほど前から獣医師会に避妊手術のための募金箱を寄贈したり、動物愛護のNPO法人への助成を始めた。2011年には愛媛県と動物愛護推進連携協定を結んだ。
 愛媛銀本店には2匹の犬がいる=写真。殺処分予定の子犬を引き取り、駐車スペースの一角で飼われているのだ。「犬がいる金融機関はほかにないのでは」(ふるさと振興部)。
 
4面(大手行・証券・保険)
丹保人重社長は自社を「グループ成長領域の中核生保」と紹介
収入保障で新商品投入 三井住友海上あいおい生命
「働けなくなるリスク」ニーズ踏まえ
 
 三井住友海上あいおい生命が4月2日から現行の収入保障保険をリニューアルした新商品を投入する。これまで、死亡、高度障害、要介護になった際に年金を支払っていたが、「働けなくなる」いわゆる就労不能状態まで保障を拡充する。ファミリー層、単身者層双方のニーズ変化を踏まえて開発した。丹保人重社長は「わかりやすく使いやすい商品になった」と話す。代理店のほか、銀行窓販チャネルでも流通させる。
 
金融機関として初の受賞、受賞式では大塚雅弘・常務執行役員が賞状を受け取った
データマネジメント賞を受賞 みずほ銀
 分析結果 実際の現場活用評価
 
 みずほ銀行は8日、日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)が選ぶ「データマネジメント賞」の中で、分析部門表彰の「アナリティクス賞」を受賞した。金融機関の受賞は初めてという。
 JDMCは、データマネジメント関連の各種研究活動やセミナー、表彰制度の運営などを通じて、データを活用した企業の競争力向上に貢献することを目指す。データの蓄積や管理、活用などを示すデータマネジメントでの模範活動を実践する企業を選定、表彰する。企業だけでなく官公庁や団体、個人も対象だ。
 
5面(ノンバンク・ICT)
4月からのサービスを説明した日置健二社長㊨とラジーヴ・ダッタCTO
コルト、新たな設備戦略
 帯域をソフトウェアで制御 4月から新ブランド
 
 フィデリティを親会社とするColtテクノロジーサービス(コルト、東京・港)は4月からの新サービスや設備戦略を1日に明らかにした。昨年10月に国内ネットワークを増強したことに加え、アジア地域でも積極的に投資し、基盤整備を拡充。「インテリジェントなネットワーク」を示す新たなブランドを立ち上げた。
   
フィンテックを推進 オリコ
 「変革」へ高い意識
 
 オリエントコーポレーション(オリコ)がフィンテックへの取り組みを強めている。「当社サービスの向上につながるかが判断基準」と話すのは、フィンテック推進チームを率いるカード企画部イノベーション企画チームの一色隆行課長だ。
 一色課長が常に気をかけているのは「スピード感を持った対応」だ。オリコは同業他社に比べて一時、出遅れ感があったが、その後の動きは素早かった。
   
6面(地域銀)
定期会合を重ねる幹部ら
システム共同行、初の協調融資 常陽・十六・南都・山口・百十四銀
 IT分野から大災害時まで 幅広く連携
 
 常陽、十六、南都、山口、百十四の地銀5行が13日付で山口県内に建設される太陽光発電事業向けに総額45億円の協調融資に参加した。この5行(山口銀は山口フィナンシャルグループ)は基幹システムの構築で手を組む広域連携の関係にある。中核のIT分野にとどまらず、大規模災害時発生時の相互支援などにまで活動範囲は及ぶ。全国の有力地銀での多様な取り組みは地域経済力の底上げに寄与しそうだ。
 
学生に企業情報を(大阪大学前店内)
新店舗に「知るカフェ」併設へ みなと銀
 就活の場、ベンチャー発掘も
 
 【大阪】みなと銀行は今年7月に予定している学園都市支店の新築移転を機に、学生と企業の出会いを創出する「知るカフェ」とコラボしたスペースを併設する。
 新拠点は神戸市垂水区から西区学園町の市営地下鉄学園都市駅ビル内に移転する。移転後のエリアは兵庫県立大をはじめとする6大学があり、若年層から子育て世代、シニア層と幅広い。新店舗もローカウンターを配置するほか、全自動貸金庫は休日も営業する。各世代に応じた金融商品を提供する。
 
会見後に撮影に応じる参加6行のトップ(15日、都内で)
観光振興でタッグ
 東北6地銀、ネットワーク立ち上げ 「稼げる産業」へと育成
 
 東北6県の地方銀行が観光振興で手を組んだ。金融機関の立場から、東北地方の観光産業を「稼げる産業」へと育成するのが狙い。参加地銀6行と日本政策投資銀行は観光振興を目的に15日に業務提携を結んだ。観光を切り口に、関連事業者への投融資はもとより、新たな観光資源の発掘や開発支援、共同調査などを通して、観光関連事業の育成や観光拠点の整備などにつなげる。
 青森銀行、秋田銀行、岩手銀行、七十七銀行、山形銀行、東邦銀行の地銀6行は業務提携に基づくプラットフォームとして「東北観光金融ネットワーク」を立ち上げた。
 
7面(信金・信組)
山本公一・環境大臣から賞状を受け取る作田誠司・尼崎信用金庫理事長(左)
信金初の環境大臣賞 尼崎信金
 地域連携・持続性を評価
 
 尼崎信用金庫(兵庫県尼崎市)の環境改善に対する取り組み「あましんグリーンプレミアム」が環境省21世紀金融行動原則「第5回グッドプラクティス」で最優良事例に選ばれ、信用金庫で初めて環境大臣賞を受賞した。法個人の優れた技術や製品・工法、取り組みやアイデアを表彰するもので、新技術の開発や環境文化の創造につなげている。
 
初の試みとなったビジネスマッチング懇親会
大阪シティ信金 ■ 特別講演会
 
交流会、マッチングと一体化
 
 【大阪】大阪シティ信用金庫(大阪市)は14日大阪市内のホテルで、初の試み「シティ経営者クラブ特別講演会・ビジネスマッチング懇親会」を実施した。
 講演会、交流会、マッチングを一体化した取り組みで交流会では立食形式の懇親会も企画した。参加企業は24社。当日は金庫取引先など370人が参加した。会場ではブース展示のほかに雇用助成金やIT導入などをテーマとした各種セミナーも開いた。
 
お気に入りの作品をバックに前田岩夫氏 
〝表紙絵〞描き続け
  飯能信金 前田特別調査役
 
 2月27日〜3月10日まで、飯能信用金庫(埼玉県飯能市)本店1階の「はんしんギャラリー」で、ささやかな絵画展が開催された。同信金が年4回発行している景況レポートの表紙絵を飾った原画展だ。
 季節感あふれる花や木の水彩画の数々。それを描いてきたのは編集担当の前田岩夫特別調査役だ。2011年1月号から表紙を飾り続けて25作。それに10作品を追加した計35作品が会場に展示された。
 
8面(文化)
「農業」を切り口に地域貢献を目指す(写真は出資信組の理事長)
【Runner】 9信用組合
 農業で「地方創生」 専用ファンドを設立
  共同で農業事業者を支援
 
 北海道から岡山県までの9信用組合が農業法人向けのファンドを立ち上げた。産業構造が変わり、限定された特定の地域に閉じこもっているだけでは存在意義が問われかねない。むしろ情報がビジネスの本源とも言える金融機関なら、それはなおさらだ。第一勧業信組を中心とする9信組は8日、農業ファンドの立ち上げと運営開始を発表した。課題はあるが、規模で劣勢にある信用組合が、こうした取り組みに打って出る意義は小さくない。
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