2026年8月3日 第3335号

2026年8月3日 第3335号

1面

中堅・中小企業金融
強み発揮し、取り込み図る
求められる「攻め」

 日本中小企業向け金融サービスの進化・拡大が止まらない。大手行では自社グループの幅広いラインアップや他社との連携を生かし、便利でお得なサービスを提供している。ネット銀行はテクノロジーを駆使し、コストカットや機能充実で顧客獲得を目指している。地域金融機関が強みとしていた中堅・中小企業に多くのプレイヤーが入りこむ中で今まで通りのやり方では通用しない。新たに始まった企業価値担保権の活用なども踏まえ地域金融機関の未来を考える。

2面(特集)

連携好事例
関西地区メガ・地銀に見る「非金融サービス」の現状
 
 政策金利は1%を約30年ぶりに回復し、年内の再利上げまで噂されている。金利上昇とともに過去の低金利時代に投じた有価証券の処理と再投資作業は残るが、調達・運用の利ざや拡大で収益環境は好転し金融機関の台所事情は一息ついた格好だ。預金獲得競争が激しくなりつつあり、いかに稼いでいくかに余念がない。一方で非金融サービスも忘れてはいない。企業同士のビジネスマッチングや人材紹介、地域商社、経営コンサルティング、SDGs、スタートアップ支援など分野は広い。すぐのマネタイズは難しくても将来のリターン、地域活性化、金融機関のプレゼンスにもなる。関西エリアの金融機関が大学などと組んだ最新事例を紹介する。

3面(特集)

金利ある世界3年目の今
進化する地域金融ビジネス
アライアンスから発展も
 
 今から10年前の2016年1月。日銀は政策委員会・金融政策決定会合においてマイナス金利政策の導入を決定し、時を同じくして主に地域銀行による業務(包括)提携が全国で進んだ。この間、24年3月に同政策の解除後これまで計4回の利上げが行われたが、結果的に連動する形で地域銀ビジネスが進化。成長投資を加速してM&Aによる事業の多角化に踏み出している。金利のある世界に再突入して3年目。金融変化を捕捉しようとする地域金融業界の戦略をみる。

5面(特集)

ニューリーダーに聞く
・さわやか信金・三澤義幸理事長「人材・DXに注力」
・千葉信金・石橋英樹理事長「テーマは原点回帰」

 6月に全国各地の信用金庫で総代会が開かれ、いくつかの信金でトップ交代が行われた。関東では、さわやか信用金庫(東京・大田)と千葉信用金庫(千葉市)で、ともに
10年ぶりに新理事長が誕生した。取り巻く環境が激変し、地域金融機関の取り組みなどが注目されている中、それぞれどのように舵取りを行っていくのか。方針や今後の展望など、その考えを聞いた。

6面(総合)

14リーディングバンク採択
「こども真ん中社会」実現
こども家庭庁・金融庁

 こども家庭庁と金融庁が2026年度の「こどもとともに成長する企業」構想推進事業費補助金に採択された全国地域金融機関を公表した。企業価値向上と地域経済活性化を両立する新たな地域金融モデルを構築する。

7面(地域金融)

伴走支援の体制拡充
新型拠点に専担配置
蒲郡信金

 蒲郡信用金庫(愛知県蒲郡市)は県東部(東三河地域)の法人・個人の市場開拓と営業店支援を担う専門拠点を本格稼働させている。JR・名鉄豊橋駅近くにある花田支店2階を全面的に刷新し、各分野の専門担当者を配置した「花田オフィス」を7月に新設。伴走支援の体制を強化した。

8面(文化)

【Runner】
生成AI共同研究会「GEN×しんきんラボ」 
信金対抗アイデアソン 
株式会社 金融経済新聞社
(キンケイ)
〒104-0045
東京都中央区築地7-12-14
TEL.03-6264-0881

・「金融経済新聞」(週刊)の発行
・小冊子の発行


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