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2017年2月27日

2017年2月27日付 第2923号

7面

盛況だった備前信用金庫の相続勉強会。顧客120人が参加した
【中国・四国地区信金特集】
 相続資金を食い止めろ 止まらない流出
 
 地域金融機関の相続対策が急務と叫ばれている。親や配偶者の死去に伴い預金や資産は相続人に引き継がれるが、都会で別生計をしていれば丸ごと大手銀行などに移されてしまうからだ。高齢化と死亡者数は上昇を続け、相続は急ピッチで進んでいる。流出が続くようなら将来の預金減少が現実味を帯びてくる。預金減少は取引基盤の毀損につながり、収益機会を失いかねない。その前にどう手を打つか手腕が試されている。中国四国地区信用金庫の相続対策を聞いた。
 
 島根中央信金    外部とのプラットフォーム構想
 おかやま信金    〝診断士〟資格保有者を増強
 広島信金      遺言代用、暦年贈与を取扱予定
 呉信金       相続定期、エリア内50%預入
 
メガバンクへの対抗策
 セミナー、専用預金で防止 相続人の口座開設が不可欠
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(キンケイ)
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