12月
【485】 2025年12月1日付 フィンテック最新事情(344)
ステーブルコイン革命、米国は日本に主導権を奪われるリスクがある(2)
前回に引き続き、10月31日付アメリカンバンカー紙が日本の将来に好意的なステーブルコイン革命をテーマに長編の記事を掲載したので2回に分け紹介する。今回はその後編だ。
米国議会は2025年の「GENIUS法」により空白を埋めた。初のステーブルコイン向け全国制度である。同法は流動性資産による完全裏付け、月次準備金開示、利回り支払いの禁止を義務付ける。監督権限は財務省、連邦準備制度、証券取引委員会(SEC)に分割。この法律は暗号資産業界と金融機関から歓迎されたが、政治的変動の中で実施が不透明なまま、長年の遅れを経て成立した。米国は現在、調整されたモデルへと移行しつつあるが、これは既に動き出した市場に後付けで規則を適用する形だ。非効率性を生むものの、GENIUS法は転換点となった。シティ、JPモルガン、ウェルズ・ファーゴを含む主要銀行は現在、ステーブルコインの発行と統合を検討中だ。政策立案者が明確性と調整を持続できれば、米国は日本などのライバルから差を縮められる可能性がある。……続きは本紙で。
前回に引き続き、10月31日付アメリカンバンカー紙が日本の将来に好意的なステーブルコイン革命をテーマに長編の記事を掲載したので2回に分け紹介する。今回はその後編だ。
米国議会は2025年の「GENIUS法」により空白を埋めた。初のステーブルコイン向け全国制度である。同法は流動性資産による完全裏付け、月次準備金開示、利回り支払いの禁止を義務付ける。監督権限は財務省、連邦準備制度、証券取引委員会(SEC)に分割。この法律は暗号資産業界と金融機関から歓迎されたが、政治的変動の中で実施が不透明なまま、長年の遅れを経て成立した。米国は現在、調整されたモデルへと移行しつつあるが、これは既に動き出した市場に後付けで規則を適用する形だ。非効率性を生むものの、GENIUS法は転換点となった。シティ、JPモルガン、ウェルズ・ファーゴを含む主要銀行は現在、ステーブルコインの発行と統合を検討中だ。政策立案者が明確性と調整を持続できれば、米国は日本などのライバルから差を縮められる可能性がある。……続きは本紙で。
