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　投資戦略 : トランプ一族、暗号プロジェクトに全力投球

　　4月、「ドナルド・トランプ大統領とその家族は、暗号業界の隅々まで関心を寄せている。非化石証書とデジタル収集品、分散型金融プロジェクト、提案されているステーブルコイン、ビットコインマイニングへの取り組み、そして大統領とファーストレディであるメラニア・トランプのための一対のミメコインがある」の書き出しで、大統領就任直後にいち早くデジタル金融で米国を世界のリーダーに導く大統領令に署名したトランプ大統領の背景が紹介された。さらにアメリカン・バンカー紙はドバイで開催された暗号通貨フォーラムToken2049（4月30日～5月1日）で、トランプ・オーガニゼーションのエグゼクティブ・バイス・プレジデントでトランプ大統領の息子エリック・トランプの本音を暴露する発言を5月8日の同紙で掲載した。
　その発言内容は、「従来の金融取引システムSWIFTは、カタツムリのようなペースで運営されている。ベルギーに本部を置くSWIFTは、通信ネットワークであり、世界中の1万1000以上の銀行や金融仲介業者が送金を実行するための一種のメッセンジャーサービスである。一方、暗号通貨では、ブロックチェーン技術のおかげで、キャッシュレス決済をスマートフォンで即座に行うことができる。ビットコインのような仮想通貨は、伝統的な銀行業務を『時代遅れにする』ものであり『リベラルと銀行は精神的には兄弟だ』」と批判した。加えて「銀行が誰かを気に入らなければ、単に口座を凍結するだけでなく、その人の人生を破壊することもできる。（一部の金融機関は）何十年も良好なビジネス関係を築いてきた私たち一家を追い出した」とし、41歳の彼は演説の中で、特に米投資銀行JPモルガン・チェースを批判した。……続きは本紙で。