2025年3月17日
2025年3月17日 第3275号
1面
三井住友信託 大賞獲得J―Winダイバーシティ・アワード
大山社長「目的ではなくパーパス」 負担の偏り 解消を
「2025 J―Winダイバーシティ・アワード」の大賞を三井住友信託銀行が獲得した。D&Iを推進し、女性リーダーを継続的に輩出する先進企業を表彰。大山一也社長は「ダイバーシティは目的ではなくパーパス」と言い切る。内閣府の三原じゅん子女性活躍担当相は「女性への負担の偏りが解消されない限り、心身の健康は保てない」と問題を提起した。
2面(総合)
山梨代表が初優勝 エコノミクス甲子園
マニュライフが支援
今年も高校生を対象とした金融経済クイズ大会「エコノミクス甲子園全国大会」が都内で開かれ、山梨大会代表の駿台甲府高校のチームが初めてトロフィーを手にした。同県の優勝は初めて。金融知力普及協会(東京・中央)が主催、金融リテラシー教育の推進のためメーンスポンサーとして11年連続でマニュライフ生命が協賛している。地方大会は地域銀行が後援し、高校生たちを全力で盛り上げている。
3面(総合)
決済領域で攻勢 オリコ
BNPLでは米連動コイン裏付け デジタル分割払い 下期に本格化
信販大手のオリエントコーポレーションが決済分野で攻勢をかけている。スマホ決済に関しては、今年には入り韓国のサムスン電子の日本法人と提携し、SumsungWallet(サムソン・ウォレット)に対応。2月には米ドルの価値に連動したステーブルコインを担保とするBNBLサービスに関与するとそれぞれ発表した。同月末には個品割賦のデジタル分割払いの取り扱いを始めた。新領域への取り組みが目立つ。
4面(大手行・証券・保険)
1分動画で金融犯罪防げ セブン銀・埼玉県警・川越工高
闇バイトテーマに政策 ATMで放映も
セブン銀行は埼玉県警と県立川越工業高校と連携し、金融犯罪防止の啓発活動に取り組んでいる。1月から活動を開始し、10日にこれまでの取り組みの発表会が行われ、優秀作品を決定した。
5面(ノンバンク・ICT)
多様性を力に変える セゾン
ダイバーシティ週間 「無自覚の偏見」正体は
クレディセゾンは3日からの1週間をダイバーシティ週間として「多様性を力に変えよう」をテーマに多くの催しを開いた。グローバル事業にも本腰が入り、個々の特性を生かすチームづくりは重要な位置付けのようだ。
6面(地域金融)
パーソナルプラザ新設 あいち銀
休日でも資産形成・承継相談 再編と新設を同時進行
あいちフィナンシャルグループ(FG)傘下のあいち銀行は7月から、店舗ネットワークの再構築に入る。合併時点の154カ店から110カ店程度にスリム化する一方、顧客との接点はこれまで以上に拡充する。空白地帯への新規出店や休日でも相談可能なパーソナルプラザを新設する方針。4月からスタートするFG第2次中期経営計画の期間内(3年)で段階的に実現していく。伊藤行記頭取(FG社長兼務)が取引先企業の経営者集会の場で表明した。
あいちフィナンシャルグループ(FG)傘下のあいち銀行は7月から、店舗ネットワークの再構築に入る。合併時点の154カ店から110カ店程度にスリム化する一方、顧客との接点はこれまで以上に拡充する。空白地帯への新規出店や休日でも相談可能なパーソナルプラザを新設する方針。4月からスタートするFG第2次中期経営計画の期間内(3年)で段階的に実現していく。伊藤行記頭取(FG社長兼務)が取引先企業の経営者集会の場で表明した。
7面(信金・信組)
「人材紹介ビジネス」好調 京都中央信金
外国人材や高卒に領域拡大
8面(文化)
【Runner】 京都信金
アプリサービス「京信ポイントBANK」始まる
ソーシャル企業応援も視野 利用者30万人へ