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12月

【465】 2024年12月2日付 フィンテック最新事情(323)

Election2024 トランプ・インパクト その2

 選挙結果が金融サービスの中で最も注目の集まるペイメント(決済)業界に与える影響について、アメリカンバンカー紙が早々に“トランプ氏の当選が決済に与える影響”(11月8日付)を報道したので、その概要を紹介する。
 共和党がポピュリスト右派に傾倒したことで、決済業界の規制緩和に関する従来のシナリオは変化した。これは共和党が政権を握れば、規制はより軽度となり、介入の傾向も弱まる。したがって決済業界や金融サービスにとって好ましいものになるだろうと多くの人が考えている。しかし、MAGA(Make America Great Again)の共和党は、必ずしも自由市場の強固な擁護者ではない。
 トランプ氏と共和党は、大手銀行の合併や銀行とテクノロジー企業の提携の障壁を低くする政策を推進し、消費者金融保護局を再編、デジタル決済や金融包摂などの問題に対する民間による解決策を優先する可能性がある。クレジットカードの力を抑制するための立法や法改正の動きはいくつかあり、両党に支持者もいるため、こうした取り組みは今後も継続、あるいは加速する可能性が高い。……続きは本紙で。

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