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2024年10月28日

2024年10月28日 第3258号

1面

年次総会 7年ぶりの日本開催 アジア証券フォーラム
トランジションファイナンス」主題に サステナブルへの道を探る



日本証券業協会が常設事務局を務めるアジア証券人フォーラム (ASF)の年次総会が22~24日の3日間、都内ホテルで開かれた。日本での開催は7年ぶり。関心が高まるトランジションファイナンスを主題とした。日証協の森田敏夫会長は「気候変動は顕著。域内の共通課題であるサステナブルへの道を見出すことはチャンスにもつながる」とあいさつした。



 
 

2面(総合)

山梨中央銀のTikTok ホリプロデジタルエンターテインメント鈴木秀社長
フォロワー1万人超 「メディアは重層的に」

 山梨中央銀行が運用する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」アカウントのフォロワーが1万人を突破した。立役者は地元甲斐市出身でホリプロデジタルエンターテインメント(東京・目黒)の鈴木秀社長だ。2023年1月のアカウント開設当初は覆面で展開したが、KPIで設けた「フォロワー1万人」達成を機に24年9月から同行の公式アカウントとして運用する。


 

3面(総合)

魅力アップへ新企画 地域金融
 武蔵野銀 輸出支援で初開催 筑波銀スタートアップがコラボ
 
地域金融が10月に開催した商談・展示会では、イベントの魅力を高める施策も目立った。武蔵野銀は海外販路をめざす事業者支援を目的に初の商談会を開催。筑波銀行はものづくり企業やAIスタートアップにデモ会場を用意した。城南信金は京都中央信金子会社の地域商社とコラボレーションした。

4面(大手行・証券・保険)


利用事業者293に  ことら
累計送金額は6000億円超 稼働から2年、順調に拡大
 


スマートフォンを利用した個人間送金サービス「ことら送金」は11日に開始から2年を迎えた。20行でスタートした同サービスは現在293の金融機関で稼働するなど、広がりを見せている。今後は信用組合なども利用できるようになる予定で、さらに利便性が高まりそうだ。
 

5面(ノンバンク・ICT)

「自身のキャリア形成」デザインを クレディセゾン
中計同様の考え方で 昭和型からの脱却

 
クレディセゾンは21日から4日間、キャリア自律の必要性醸成を狙った初イベントを開いた。「キャリアは会社から与えられるものではなく自身でつくるべきもの」というキャリアオーナーシップの考え方を会社の風土として定着させる。「とにかく上をめざして走る」という昭和型の考え方から、自分らしく挑戦を続け「自身の資本」を貯める方向に舵を切る知見を共有した。


6面(地域金融)

「脱炭素支援」400件超え 百五銀
 サービス開始2年半で 直近半期は4割増

百五銀行が地域企業に提供する「脱炭素支援サービス」の申し込み先が9月末累計で400件を超えた。2022年4月の取り扱い開始から2年半での実績で、直近の半年間では4割近く伸ばす勢い。大手企業とのサプライチェーン上にある地域企業にとって脱炭素は大きな経営課題。削減目標の策定支援から同行ウェブサイト専用コーナーへの「宣言書」掲載による対外PRまでカバーする。脱炭素経営に向け第一歩を踏み出すきっかけメニューが受けているようだ。

7面(信金・信組)

プロ招き「資産運用セミナー」 信金中金大阪支店
 近畿21信金、41人参加 進む学び舎構想

  

信金中央金庫大阪支店は18日、近畿地区信用金庫協会とタッグを組み信金職員向けに運用セミナーを開いた。金利のある世界に復帰を果たし
たが、海外経済や政情不安など不確実性要素が絡み日銀の追加利上げのタイミングをつかみかねている。そこで投資・運用のプロを講師に招き、知識を身につけ役立ててもらうことにした。

8面(文化)

【Runner】MS&ADインターリスク総研
第2回 サプライヤーにおける BCM取組への支援ポイント
~BCM「育成取組」の自走化支援でサプライチェーンの強靭化を実現~



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